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多汗症(手の汗)治療は山本クリニック 本文へジャンプ


多汗症教室
では

多汗症の病態と手術(ETS)の詳しい説明を行っています。
ETS に不安や心配事のある方は、是非詳しい説明を聞いてください。
当院で行っている手術内容と成績と他の治療施設との違いについて、詳しく説明します。

さらに、手術以外の治療方法の説明を行っています。

多汗症について十分な説明を行った後、個別の診察を行います。

(前もって電話予約をお願いします)


説明内容

多汗症の病態
多汗症の特徴
多汗症の治療の歴史
手術以外の治療法について
手術(ETS)について
胸部交感神経節の解剖
ETSの効果
ETSの副作用
代償性発汗(もっとも重要な注意点)
ドライハンドについて
片側ETSの重要性
片側ETSの問題点
当院の手術の実際について





1.効果に関して

 手術治療により手のひらの発汗は減少が期待できるが、顔面・脇の下・赤面症などでの効果は

80%前後であり全く効果が得られない場合があること。

 効果が得られない場合でも副作用は生じる。

2.副作用に関して

 代償性発汗(反射性発汗)--------胸部交感神経切除術の副作用として、

日常生活において背中や胸・腰・臀部・大腿・足の多汗が不具合となる場合があること


 手術により減少した汗の量に比べはるかに多くの発汗がみられることがある。

 多汗のない赤面症の治療でも代償性発汗は生じる。

 過度の乾燥感------汗の多い状態とは異なり、術後手のひらの乾燥感が強く感じられ、

電話帳や本をめくるときなど日常生活で不便を感じる場合があること。

3.片側手術では顔面の発汗や赤面が術側で減少するため左右差が生じ違和感となりうること。

両側手術の場合でも左右の効果に差が生じる場合があり違和感が残る場合があること。

4.運動時、入浴(サウナ)等で顔面の発汗が少なくなる事に違和感が生じる場合があること。

5.ETS以外の治療方法として塩化アルミニウム液の外用・イオントフォレーシス・剪除術

などがあることの説明。

6.対側手術を希望する場合、初回手術の後少なくとも半年以上(夏期を含む)の経過観察を行うこと。

初回手術後に副作用がある場合には、2度目の手術により副作用も増大する


7. 手術中、出血などに際して必要な処置を行うため創部が大きくなる場合がある。

8. 入院中の経過によっては日帰り治療とならない場合がありうること。


以上の内容は必ず理解したうえで


手術にすすむ必要があります。





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2006年10月11日 21:37:11 掲載開始
2007年1月31日 17:13:56更新