多汗症・手のひら治療専門医
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手の多汗症を中心とした局所多汗症専門の
健康保険の診療施設です。 (美容外科ではありません。)


国内外で最多の多汗症手術経験を有しております
これまで9852例をこえる多汗症の
内視鏡手術(ETS)を担当してまいりました






(クリックすれば画像が切り替わります)


トピックス

3月の多汗症教室の日程を掲載しました。
2月19日(日曜)朝9時から多汗症教室
を追加しました。



ETS 治療を検討中の患者さまへ

多汗症の手術治療では代償性発汗あるいは
味覚性発汗という副作用があります。

著しい代償性発汗になった場合、
その副作用の対策が必要となります。

その副作用に効果的な対処が見出せるのか
あるいは
全く何も出来ないのか
治療施設により対応はさまざまです。

治療施設の選択には、
代償性発汗についての対応と治療実績
把握しておかなければなりません。

当院では、代償性発汗の治療を通じて、
発生メカニズム(病態)と治療法(対策)に
取り組んで参りました。

 その結果、代償性発汗と味覚性発汗の対策が
行えるようになっております。

 代償性発汗の発生メカニズムに対して
当院は一定の理解に達しております。
 現在では他院で生じた著しい代償性発汗
の患者さまに対しても完治ないし改善が
果たせるようになりました。

 この治療を受けた場合、最長9年の経過において
原病の局所多汗症の再燃・再発はありませんでした。
代償性発汗という副作用は、手の多汗症の汗が
体に移動してきた汗ではありません。
 各患者さまの個体差が把握されないまま
ETSを行うと不適切な結果となります。
手のひらの多汗の再燃・再発と
代償性発汗が生じます。
(T4あるいはそれ下方の切除では、術後2年で
再燃・再発が生じます。
T4切除においても、著しい
代償性発汗は発生します。ご注意ください。)

2010年3月以前に当院においてETSを受け、
著しい代償性発汗にお困りの患者さまは
当院で担当いたします。
(他院の患者様は、手術を受けた
ところでご相談ください。)



(2010以降は他院の新たな患者様の対応はしておりません。 手術を受けた施設に対応いただいて下さい。)
 代償性発汗の対策にT4あるいはT5切除などの
下方遮断うを行う医師もいますが、
そもそも長期効果がなく再発します。
さらに、代償性発汗も強い事例もあります。
再発時にも代償性発汗は少なくなりません。
このため、当院では行っていませんし、
その手術を受けた患者様の対応はご遠慮しております。
手術をうけた治療施設で対応を受けてください。

これから、手術治療の検討をしている
患者さまにとって
代償性発汗(副作用)の可能性を
少しでも小さくしたいと考えるならば、
当院の診療をお受けください。

手術創2.5ミリ一箇所(国内外で最小)
で行います。


当院では、日帰り手術(1日0泊)で行います。




当院の特長
手術は呼吸器外科指導医が担当し、麻酔は麻酔科指導医の有資格者が担当します。
所属医師(3人)はすべて国立大学病院の講師以上の教官経験者。
9600例を超える手術のデータベースから安全で確実な治癒手術を行います。
皮膚切開が2.5ミリと小さく、手術瘢痕は術後ほとんど消失
2000年度日本内視鏡外科学会賞(Carl-Storz賞
代償性発汗(副作用)の取り組み(重症例にも治療実績あり)
本院でのホルネル症は皆無
多汗症教室の開催 土曜・日曜の治療設定もあります
片側づつの段階的手術と個別化手術
  多汗症手術治療は、渋谷神戸において複数の病院で行っています。

当院の患者様で術後に、
体の汗が増えて困る方や術後の味覚性発汗の
増加に悩まれている方はご連絡ください。


連絡先

山本英博クリニック
150-0043
渋谷区道玄坂2-28-4  イモンビル 7階

TEL: 03-5459-5062
FAX: 03-5459-5064


地図 JR渋谷駅ハチ公口出口から道玄坂上がる。徒歩5分。

(1階美容室(Freeve)、8階たかのゆりビューティクリニック



地図


当院のポリシーは文末(このページの最終段落)に記載しています。


多汗症とは



多汗症の病態について

多汗症は、手のひらや顔・頭部・脇・足のうらの限局した部位に多量の発汗がみられる疾患です。
全身にたくさんの汗をかく「汗かき体質」とは異なります。
気持ちの持ち方や生活環境などは関係ありません。


多汗症の用語も誤って報道されたりすることが多く、混乱されて用いられております。
緊張・不安などのストレスから一時的に交感神経が狂って多汗症になることはありません。

特に、誤解があるのは多汗症は「身体異常の疾患」であり、「精神異常」が原因ではありません。
他のホームページの記述のようにう「悲しい時に涙が分泌されることと同じ」ではありません。
標準的な発汗とは異なり、病的な発汗が多汗症であり、「汗の失禁」と表現できます。

風邪をひいてもいないのに鼻水がたれる。
口元を閉じようとしても、唾液が漏れ出してくる。
おトイレを我慢していても失敗する。
 等、体の明確な機能の失調として多汗症は位置づけられます。
少し汗が多いというだけで多汗症ではありません。



幼少期から多汗により学業・日常生活に不具合をきたすため、局所多汗症として平成8年4月から健康保険の治療ができるようになっております。
特に手のひらの多汗症は有病率が1%と多いにもかかわらず、多汗症という病気があまり知られていないため放置されたままの患者が多くいます。
本人が病気と認識していなかったり、家族・友人に理解されず困っている人が多くいるのが実際です。



3つの特徴


第一に発症する時期が小児期であり成人においても症状がつづきます。一般の小児疾患では 15 歳ごろには病状が落ち着く疾患が多いにもかかわらず、局所多汗症は老年期まで終生に及びます。
第二には、常に発汗しているのではなく多汗と無汗の状態が交互にみられます。精神的緊張や体温変化(運動時・環境温度の上昇)をきっかけに多汗となることがしばしば見られます。
第三に左右同時に発汗することがあげられます。交感神経の別疾患でも多汗を来たす場合がありますが、その場合は片側に多汗がみられ左右差があります。

 発汗する部位では手のひら・足のうら・脇の下・顔面・頭部の 5 部位に多く、通常複数の部位に多汗がみられます。

重症度分類

手のひら多汗症はピーク時における発汗の程度で重症度分類されています。
グレード1   手のひらが濡れるぐらいに発汗するが拳を握っても汗が滴下しない。
グレード2   拳を握ると汗が滴下する状態。
グレード3   手のひらを開いていても汗が滴下します






グレード3の手のひらの発汗の様子



動画


具体的な症状

 具体的な症状として、学業では答案用紙が汗で破れ、鉛筆書きができなくなることから学業に支障がでます。体育では鉄棒・球技が難しくなります。フォークダンスなど他人と接触する行為は嫌いになります。日常生活においても握手やパソコンのキーボードの扱い・紙幣やレシートの受け渡しなどで不便が伴います。このため、たえずハンカチや手ぬぐいなどを持たなくてはなりません。



病因(原因)

 手のひらの汗や顔面・頭部・脇の下・足の裏からの汗は、自律神経の一つである交感神経の活動によって誘導されます。発汗の中心的な役割をはたす交感神経節の機能も解明されてきました。
 顔面・頭部の汗は頚部から第三肋骨までの交感神経節が関係しており、手のひらでは主に頚部から第六肋骨まで、脇の下では第三から第八肋骨まで、足の裏では腰部交感神経節とそれぞれ関連する神経節の領域が異なっています。
 手のひらの局所多汗症は頚部から第六肋骨までの胸部交感神経節の働きが通常より強いため手のひらの発汗が多くなっていると考えられています。従って、交感神経節の活動を抑える作用を加えるとその領域の発汗が減弱します。このため、多汗症治療において交感神経節に直接アプローチし、発汗にかかわる交感神経節の働きを抑える処置を行なうのが ETSです。


★ 痛みの問題

器具が細小であり、神経損傷の可能性自体が極めて少ないうえに、
傷が1カ所だけであるため創部痛は最小。
痛みのある平均日数は1.5 日でした。
その他の発生頻度の少ない合併症もありますが、部分遮断術では発生しておりませんので省略します。


類似表現には注意を

小生と同じ Autosuture製の2mm の胸腔鏡を使っている施設は他にもありますが、
他施設と異なる点は、小生が考案しライセンスを所有している器具は外径が 2.45mm であり皮膚切開が 2-2.5mmの1カ所で手術が完結できる点です。
他施設で 2mmのトロカールを用いて小生と同等の手術と放言している施設があるようですが、その場合の 2mmのトロカールというのは外径3.4mm もあり、小生の NTS scope guide の約 1.5 倍のものです。
この場合、皮膚切開を 2mm で行えば裂傷が生じ術後にケロイドや手術瘢痕が発生しやすくなります。
また皮膚切開が何カ所であるかを確認する必要が有ります。
胸壁に 2 カ所と表現している施設がありますが、この場合片側の手術で2 カ所なのか両側の手術で 2 カ所なのかを確かめておく必要があります。
NTS scope guide では片側の手術で 1 カ所、両側の手術で 2 カ所であり実際に傷は 99.8%の人で完全に消失します。外径3.4mmのトロカールでは傷跡が残ります。
NTS scope guide は、小生の関係する特定の施設(KYC,神大、協和病院、兵庫病院、宍粟総合病院、東名病院、熊本中央病院、千葉西病院)ヘしか配給していません。 NTS scope guide の配給を希望される場合はご連絡ください 。



多汗症手術治療までの流れ


ホームぺージを良くお読み下さい。

多汗症に詳しくなって下さい

   治療方法(手術以外の治療方法、手術治療とその副作用)
   当クリニックの取り組みなど。


多汗症教室(説明会)に参加してください。

 多汗症教室(説明会)に参加して頂くのに、電話予約をお願いします。
保険証を忘れずに持参してください。

説明会とは 2 時間程度、複数の方々と多汗症についての話や、手術以外の治療方法、
 手術や手術の副作用など、詳しい話を聞いていただきます。

説明会の後に、予約の順に個別の診察をおこないます。
 個別の診察では、汗の状態の確認、相応しい治療についてのお話を行います。
 個別の診察は、お一人様、10−15分程度の診察を行います。

約の順が後の方はお待ち頂く事になります。ご了承下さい。
(予約の時点で、個別の診察の時
間をお伝えしていますので、外に出て時間を使うなどしていただけます。)





多汗症手術までの準備


 ・手術当日までに、
血液検査 を行います。
 ・
40歳以上の方 は、手術当日までに CT検査を行います。
 ・
禁煙 の必要があります。手術前、 1週間は必ず禁煙 してください。
 ・手術の前日の、
飲酒 は控えてください。
 ・手術を受ける側の脇の剃毛を行いますが、看護師が行います。ご自身で行わないでください。


多汗症手術当日の注意事項、準備


来院時刻は手術開始時刻ではありません。
お待ち頂く場合がありますが、あらかじめご了承下さい。
また、退院時刻も変動しますので、当日は一日空けておくようお願いします。



朝食について

来院時刻が12時までの場合‥‥朝食はとらないでください。
来院時刻が12時30分以降の場合‥‥来院5時間前までに朝食をとってください。


水分摂取について

来院1時間前までは、乳製品以外の水分を摂って頂けます。
最後1時間前の時点で、必ず500cc以上お飲みください。十分に飲んでいただく事が望ましいです。
それ以降は何も口にしないでください。


手術同意書について

必ず多汗症手術の同意書(署名・捺印の上)をお持ち下さい。

・必ず、保険証を持って来てください。
・未成年の方は、必ず印鑑をお持ち下さい。
・手術は全身麻酔で行います。手術当日、車での来院はおやめ下さい
・手術の際に、コンタクトレンズをはずしていただきます。当日はメガネで来て頂くか、コンタクトの脱着の準備をしてください。
(術中、コンタクトレンズの移動によって失明した事例の報告があります。コンタクトで来られる方は、自身の責任で手術前に必ずはずしてください。)
アクセサリーはずしていただく必要があります。大切なものはお持ちにならないで下さい。
・手術前に、お化粧を顔の下半分をお取りいただきます。お直しの準備があると良いでしょう。
マニュキュアもはずしていただきます。

・足元は歩きやすい、楽な服装でお越し下さい。
・パジャマは不要です。クリニックでガウンをご用意いたしております。



多汗症手術後の注意事項


当日


家に帰られ、ゆっくりお休み下さい。
車の運転はおやめください。

喫煙はおやめください。喫煙により気道分泌物が増え、息苦しくなります。
飲酒はおやめ下さい。お食事に制限はありません。
シャワーはしていただけますが、傷口は絶対に濡らさないようにしてください


翌日から


・内服薬について
抗生剤(ファロム錠)は、必ず飲みきってください。
まれに抗生剤で、下痢になる方があります。症状がひどい方は、ご連絡下さい

鎮痛剤(ボルタレン)は、痛みがある時は無理に休薬せず、飲んでください。

・傷口について
消毒等の通院はありません。 傷口はテープ固定されています.
1週間程度で自然とはがれます。早くに外れても、問題はありませんが、気になる場合、絆創膏などを使用するのも良いと思われます。


・シャワー・入浴について
手術後1日目から、全身のシャワーをしていただけます。
手術後3日目から、湯船に浸かっていただけます。


・学校、仕事、運動について
翌日から、通勤、通学していただけます。
脇をあげたり、しめたりする動作。息こらえをする楽器演奏や、力仕事・激しい運動は、1週間程度、控えていただくのが望ましいと思われますが、体調に合わせて活動していただくには、支障ないと思われます。


多汗症手術後の状態報告について


多汗症手術後10日前後で、手術後の状態を電話連絡してください。

手術後状態が落ち着いていても3ヶ月、6ヶ月、12ヶ月、24ヶ月のアンケートで状態を連絡してください。状態の把握に重要なデータです。個人ごとに術後の状態を管理しています。



追記:


自己紹介


1985年神戸大学医学部卒業後、同第二外科入局、1993年博士号取得、国立ガンセンター呼吸器外科にて研修の後、94年国立療養所兵庫中央病院呼吸器外科医長、1995年6月に神戸大学医学部第二外科教官として着任して以来低侵襲手術に取り組みました。局所多汗症の治療では教室及び兵庫病院・協和病院にて施行された胸部交感神経遮断術の全例に関係しました。


2007年8月5日までに胸部交感神経切除術及び遮断術の術者として、個人として7011件の手術経験を有しており国内最多の経験を自負しております。


また、胸部交感神経遮断研究会では第4回の学会を岡田昌義教授の主宰時に学会事務局長として関与しました。胸部交感神経遮断術のさらなる普及を図るため、新大阪駅前のKYC(Kanehira-Yamamoto Clinic 新大阪)にて非常勤医師として多汗症治療に関わっております。 2002年7月以降YKC(Yamamoto-Kanehira Clinic)を開業し、2006年10月以降山本クリニックと改名し多汗症専門に診療を行っております。



経歴: 山本英博

昭和60年神戸大学医学部卒業(医師免許取得)

昭和60年神戸大学医学部第二外科講座に入局

昭和60年姫路循環器病センター・心臓血管外科(研修医)

昭和61年新日鉄広畑製作所病院・外科(研修医)

昭和63年神戸大学医学部第二外科(医員)

平成2年国立療養所兵庫中央病院・呼吸器外科(医員)

平成5年 国立癌センター呼吸器外科研修・学位取得

平成6年 国立療養所兵庫中央病院呼吸器外科医長

平成7年 神戸大学医学部第二外科講座助手

平成10年 
日本呼吸器外科学会指導医取得

平成12年 Carl -Storz賞(日本内視鏡外科学会賞)

平成14年 神戸大学医学部第二外科講座講師

平成14年 山本・兼平クリニック 開業
  (多汗症治療を専門として診療を行う)

平成18年 山本英博クリニックに名称変更

役員等の履歴

日本呼吸器外科学会評議員
日本内視鏡外科学会評議員
Koube Endoscopic High Technology Conference 世話人



当院のポリシーについて

 当院では多汗症教室(約二時間)を行い、多汗症治療について手術以外の治療法と手術の詳しい説明を行なっております。

特に、当院では両側同時での手術では代償性発汗の程度が著しくなる可能性があるため、初回に両側の手術はせず片側の手術を行っています。

注意:

T4のみあるいはT5のみの切除を推奨する施設がありますが、
下記の二つの問題点があります。


1. 手の汗が、十分に減少しない。術後半年経過すると
次第に増加し、多汗症が治癒しない。
2. 重度の代償性発汗
がある。
 当院ではT4切除では、発汗停止効果が乏しいため行っていません。
 片側手術をうけることによって代償性発汗の程度は半減します。
反対側の手術に進むときに代償性発汗を引き起こす原因となった
交感神経節の切除を控えることが出来ます。(個別化手術)
 両側同時の手術において重度の代償性発汗になった場合にはどの部分の交感神経の切除が原因であったのかが判断できなくなって代償性発汗の治療も困難となります。
 ETSの再手術は、胸膜肺癒着などの手術困難要素のため
手術リスクが高まります。当院は他院の手術後の効果不足・再発等の治療はご遠慮しております。


当院は代償性発汗の治療においても国内で最多の実績と成果を有しております。

代償性発汗の治療をうけた患者さまのコメントを御参照ください。





2006年10月11日 21:37:11 掲載開始





   


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